COLORS
Dancin’ In The Light
Libra/生まれたままの風/Hillsideの星空/Contrastのすきまで/Marvy Lady/Crazy Thing/ふたりぶんの背景画/海の足跡/淡い紫のブライトライツ/Dancin’ In The Light | |||
通算6枚目のオリジナルアルバム。その子さんご本人の自作曲を4曲収録。ソングライタとしての自己をアピールしている。特に8曲目は、詩、曲、編曲すべてを行っていて、ピアノの弾き語り的な作品。 一方、自作曲以外の6曲は、海外のコンポーザーが曲・編曲を担当。’80年代のアメリカン・ポップス風、ブラックミュージック風楽曲に仕上がっている。ある意味、それまでの河合その子さんのイメージとは一線を画す。新たな一面を打ち出そうとしたかの如し。 ボーカリストとしても、低音域を強調するようなパートがちらほら見受けられ、音楽的な表現力の拡大を目指しているかの様。いろいろな意味で、とても興味深い一作。 |
Replica
ひとときの未来/アネモネの記憶/さよならの嘘/刹那で踊りたい/夜明けをほどいて/月夜/空を見上げて/フレンズ/恋はやさしく/銀色海岸~Mind Lithograph~ | |||
オリジナルアルバムとしては、ラストとなってしまった通算7枚目のアルバム。全10曲、すべて河合その子さん御本人による作曲。作詞は一曲のみ。職業作家が創るメロディとは、若干異なるメロディ展開を持つものが多い。 また、曲調もジャズフィーリングを持ったものや、スパニッシュの要素を感じるもの、と、バラエティに富んでいて、聴いていて飽きの来ない作品に仕上がっている。その子さんの、シンガー・ソングライターとしての、1つの到達点と言ってしまって良いかも。 ボーカル面でも、低音域の響きから、高音域の透明感まで、フルに活かしていて、表現者としての成長振りも感じさせてくれている。 |
河合その子作品集
- オリジナルアルバム Part1
- オリジナルアルバム Part2
- ベストアルバムその他
- ビデオ作品
- 写真集・書籍
- コンプリート作品
- 河合その子備忘録