エアロスミス-2002 2/2,3 AEROSMITH Just Push Play Live in 東京ドーム

Aerosmith Just Push Play Live Tokyo 2002

これは、2002年2月に行われたAEROSMITHの来日公演直後に書いたもの。

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2/2(土)15:45ドーム着。

会場外では何処ぞのファンのものと思われるシャウトが。自分のチケットのゲート番号などなどを確認しつつ一服。周りはエアロファンで埋め尽くされていて、それらの人達をしばし観察。

う~ん、やっぱりファン層が広いなぁ。小さなお子さんを連れたカップルまでいらっしゃる。5~6歳のお子からまだ歩き始めていないようなお子まで・・。

入場。まだ時間があるなと思い、フラフラと歩いてみる。Tシャツなどを物色。でも結局買ったのはプログラムだけ。明日も来るんだからこれでイイっしょ。おっ、モトリー・クルーじゃん!(場内BGM)

落ち着かない。なんだか知らんがとにかく落ち着かない。ぶるぶるぶるぶる・・。武者震いか?ビールを飲んだせいか、トイレが近くなってしまって、開演まで何度か通う事になる(男子トイレが異様に酒くさい)。待ち遠しい。早く始まらないかなぁ。

16:55着席。会場内を見渡してみる。うっ。超満員やん・・。1階スタンド、2階スタンド人、人、人・・。コートを脱ぎ、荷物といっしょに足元へ。

し、しかし!待てど暮らせど始まらない。お~い。どないなっとんねん。もう一回トイレ行っとこうか。「お待たせ致しました、開演の時間です・・」みたいな、場内アナウンスが流れるも、なかなか始まらない。おーい。(笑)

17:××(時間確認出来ず)いきなりBGMが止み、客電が落ちる。Wooooooooooo!!!!巨大スクリーンになにやら映像が映し出される。“Beyond Beautiful“ のイントロが流れ・・、ズズッジャジャジャジャン・・、スティーブンが歌い出すとともに照明が灯り、エアロ登場。

え?どこどこ?スタンド席(バックネット裏40列目くらい)からは全く確認出来ず。巨大スクリーンに目を移すと、そこにアノ二人が映し出されていて・・。あっ!良く目を凝らしてみると、ステージ後方にスロープのようなものがあって、その上にいたいた。

わわわ、ものすごい音の重量感、そして圧力。骨の中まで響く事響く事・・。こりゃ、耳で聴くもんじゃない、体全部で聴くもんだ。う~ん。でも音質がちょっと・・。

ドームは始めてで分からないのですが、あんなものなのでしょうか?何曲かは、イントロだけでは何の曲か判別できなかった。

 

まぁいいや。とりあえずステージ上の米粒のようなメンバーの位置を確認してみたり、巨大スクリーンに映る彼らに見入ってしまいながら、足でリズムを取り始める。

やっぱり、エアロはジョーイが重要な役割を果たしているのだと体で実感。意識しなくても勝手に体が動いてしまうのだ。

2曲目は“Love in an Elevator”
…………・、Wooo!
…………・、Woo Yhaa!

この曲もグルーブがものすごい。ステージ上でメンバーの姿を確認しようとしてみる。スティーブンは上下白っぽい衣装だったので、目を凝らせば確認出来る。でもジョーは黒っぽい衣装なので見にくい。肉眼では殆ど見えない。

しかも巨大スクリーンも、あの位置からだと、なーんか薄暗い。そんなことを思いながらも、足元は勝手にリズムを刻んでいたり・・。

“Just Push Play”でも、Just Push Play!FNA!!と合唱。で、でもあんまし声が出ない・・。やばい・・。体は動くのに・・。

“Jaded”に続いて、“Same Old Song And Dance”。この日はじめての‘70年代曲。この辺もノリ易い曲だねぇ。一緒に歌いたいんだけれど、相変わらず声が出ない・・、口だけ動いていたり・・。

それにしてもスティーブンはサービス精神旺盛。客席や「エアロカフェ」(ステージ上両端に作られた特別席)を煽ってみたり、カメラ目線(巨大スクリーン用?)してみたり。

なんか、客の「こんばんは!(だっけ?)」っていう声をマイクで拾ったりなんかして。ステージ中央から客席の方に延びている「花道」にもよく出てきてくれて。

これだと、少しはよく見えるようになるのよ。ありがとう。それからスティーブンの声の凄さ。あの高い声はどこからで出て来るんでしょ?「Texxas Jam」のライブビデオより若いような気が・・。

この曲何?って思ったら“Pink”だった。(笑)そういえば、“Nine Lives”最近聴いてなかったなぁ。当たり前のように照明がピンク色に・・。

ジョーがしゃべっている、1976?がどうだこうだと・・。何々?と思っていたら、女性の声で日本語が・・。え!通訳?

どうやら、メンバー間で持ち楽器を入れ替えて演奏するらしい。ほっほう。古い曲だと思うが、タイトル分からない。勉強不足。(後日、“Sick A Dog“だと判明)

でもね、全員がドラムセットの前に集まっちゃうと、ココからじゃ見にくくなっちゃうのよねぇ。スティーブンがベースを弾く姿、あまりよく見えなかった。(因みに、↑の通訳さん、後程もう1回出てきます。)

ヲヲッ!“Mamakin”だ。もう最高!体が勝手に動いてしまう。ヲヲッ!スティーブンが跳んだぁッ!!たまたまスクリーンではなくて、ちっちゃくても良いから生のスティーブンを見ていたかったから、ステージ上を見ていた。

よって跳ぶ瞬間もしっかり確認。宙吊り?になって、前のほうの客席の上をぐるーりと旋回。あぁ、もうこの辺から訳わかんなくなっている。(記憶が怪しい)

その後、最新アルバムから何曲かプレイした後、あ、これって何だっけ?「Texxas Jam」の1曲目に入ってた曲。“Rats in the Cellar”か。ちょ、ちょっと、だんだん首のタテの振り幅が大きくなってきた。そしてそして、“Dream On”…。

ジョー・タイム。新作から“Drop Dead Gorgeous”。それほど上手いって訳じゃないけど、なんか渋いのよねぇ。またジョーがしゃべってる。

ん?ん?そして、女性の声で日本語が・・。また通訳だ!オレ達が聴いて育った曲だよ、みたいな。ボストン・ブルーズだよ、みたいな。

この通訳という設定、下手をすると流れを断ち切ってしまいかねないと思います。でも個人的には助かりました。英語はよくわからないのです。ありがとう。事前情報で、今回のツアーは「ルーツへの回帰」、というのがあったようです。だから、それだから、メンバーはそのルーツを音楽だけじゃなくって、しっかりと、言葉でも伝えたかったんじゃないでしょうか。だから、上の“Sick A Dog“やこの曲のときに、通訳を入れたんだと思います。(ホント?)

 

で、“Draw the Line”で首のタテ振り運動が更に大きくなり、あーー、もうわからん。(後日、“・・Do the Talking”が、挿入されていたと判明)

訳のわからぬままに、“I Don’t Want To Miss A Thing”、“Cryin’”と・・。実はこの時、急にモヨオシテ来まして・・、トイレへ・・。ビールなんか飲むんじゃなかった・・。

で、気を取りなおして。“Walk This Way”などなどで盛り上がったあと、“Sweet Emotion”で本編終了。

いや、本当によく覚えてないんです。今はネット上をウロウロして、ちゃんとしたセットリストは把握しています。でも、この時は本当にこんな感じでした。

アンコール・・。

あ!もしかして“Back in the Saddle”?‘70年代の曲だとコレ一番好きかも・・。絶句、、、相変わらず声なんて出ない。体を動かし、ステージ上そしてスクリーンの中の彼らの姿を捉えるのに必死。

ああ、もどかしい!本当にスクリーンが薄暗くてよく見えんのよ!

花道でスティーブンが一通り煽った後、アカペラで始まる“What it Takes”。生“What it Takes”。斜め前の人、泣いてたよー。

“Train Kept A Rollin”で爆発した後、終了。え?もう終わり?ウソ?もう1回出てきてよ!空しく、場内アナウンスが…。 終了。

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