<入管法改正案>与党12月7日成立視野-技能実習・留学生就労・健康保険、問題まだまだ

国内政治

<入管法改正案>与党12月7日成立視野 野党に手詰まり感

外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正案を巡る与野党の攻防は28日、参院に舞台が移った。自民、公明両党は衆院並みの審議時間を確保しても12月7日には参院本会議で可決、成立させることができると読んでいる。

審議時間が17時間というのは短すぎるのではないでしょうか。参議院でも衆院並みの審議時間にするそうです。

これまで重要法案と言われた法案の衆議院での審議時間は

・安保法案 116時間30分
・TPP関連法 70時間46分
・「共謀罪」 37時間9分
・働き方改革 34時間38分
・IR実施法 19時間43分

となっています。図説集 入管法改正案 衆院通過

これだけ見ても、如何に審議時間が短いかがわかると言うもの。こんな状態で成立してしまいそうな感じなのです。

青山繁晴参議院議員も、「虎ノ門ニュース」などで、いつも言っていますが、法務委員会だけの審議で良いものなのかどうか。

厚生労働省、経産省、財務省、外務省、警察組織などなど。関わる分野は多岐に渡るような代物です。

特に厚生労働省。労働問題、社会保障問題。国会答弁にあるように、法案成立してから考えるのですか?

 

技能実習

技能実習制度は現状のまま残すのでしょうか。完全に本来の目的を見失っています。以前も書きましたが、

「日本の企業において発展途上国の若者を技能実習生として受け入れ、実際の実務を通じて実践的な技術や技能・知識を学び、帰国後母国の経済発展に役立ててもらうことを目的とした公的制度。」

というのが目的の筈です。

実習を終えた後、母国の経済発展に貢献しなくても良いのでしょうか。「新在留資格」を作って在留させるのなら、もはや「実習制度」とは言えません。

他にも、実習生に実習計画外の作業をさせている企業の問題もあります。失踪もしています。

https://ks-fdripp.tfmwish.comkokunai_ginoujissyu2/

 

留学生

「就労目的」の留学生の問題もあります。新たな在留資格では、外食産業も対象になっています。「就労目的」の留学生は、不要になるのでは?

専門学校の中には、日本人の学生がほとんどおらず、留学生ばかりの学校もあって、調査も行われています。これもまだ解決していないのでは?

https://ks-fdripp.tfmwish.comkokunai_ryugakusei2/

 

健康保険

他に健康保険制度の問題もあります。見直しは進んでいるようですがまだまだ穴はあるようです。

【有本香の以毒制毒】外国人の医療保険改正は朗報も… まだまだユルい日本の社会保障制度

報道では、この改正がいわゆる社会保険(=企業に務める人が加入する)に限定されている点だ。前述した出産一時金の事例なども見られる国民健康保険には触れていない。

 

これから参議院での審議が始まります。(17時間だけだけど)

青山繁晴参議院議員には期待したいところですが、ひとりで出来ることは限られています。何時もおっしゃっているように、党議拘束には従うしかないでしょう。

野党には期待できません。

日本人労働者の給料が上がらなくなるかもしれません。国内の治安悪化も懸念されます。

成立すれば後戻りできなくなりますが…。

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