ふなっしーは消えた。ふなっしーは終わった。もう誰も、ふなっしーのことなど興味がない……。こんな記事が、ネット上で散見される
ふなっしーは日本テレビ系の深夜番組「暇人ラヂオ~hi-IMAGINE RADIO~」に出演した。司会の塚地武雅(46)とのトークで、テレビについて「ご当地キャラとして誕生したのに、海に沈められたり爆破されたりといったぞんざいな扱いに疑問を感じていた」と激白。イベントのギャラは「テレビの5倍」とも明かした。
そりゃそうですよ。
「ご当地キャラ」として地元の発展に寄与していくのがお仕事な訳です。テレビ出演はその中の一つの手段でしかないのでしょう。
目的はしっかり果たしているのですから、これで何も問題はない筈です。テレビ局の数字取りに付き合う必要なないでしょう。
それよりも、地元のアピールや子供たちとの交流を優先していってください。
地方活性化
現在、ゆるキャラにも明暗が生じている。凡百のキャラは消滅してしまったが、人気のベスト3は、(1)くまモン、(2)ふなっしー、(3)せんとくん、という不動の順位だ。
それにしても、地方活性化というと「ご当地キャラ」「B級グルメ」とみんな同じようなものになってしまっていますね。
かつては、地方活性といえば、利益を誘導して箱物を作るようなことをしていました。
国や地方行政が考えることは大体似たようなモノになってしまうのです。
最近では、国の方針で「外国人観光客誘致」という方向になっています。多分この辺に乗っかったようなモノが増えてくるのでしょうね。
ただこれに合わせて、無謀なほどに投資し捲ってしまうのは考えものです。
この辺りも一巡すればいづれは下降線をたどって来るのではないかと思います。
実際、「爆買い」はすでに下火です。中国の方で一定の規制をかけたためと言われています。
この規制が「お金」の問題だけでなく、「人」にまで及べば、大量投資をしてしまった人達には大打撃になります。不安定な要素が大きいと思います。
宿泊施設の不足に対応しきれていない、文化の違いによるモメゴトにも対応しきれていない、といった、大量に観光客を受け入れる体制が出来ていない部分もあるのではないでしょうか。
しかも、外国人観光客は「数」が目標になっています。「数」だけがすべてでしょうかね。
ただ↑のように、外国人観光客の日本国内での動きを見て、日本人が知らないような新しい観光スポットを開発できれば活性化につながるとは思いますけれど。
一方、
21.9%が、外国人と「トラブルになったことがある」、もしくは「困ったことがある」と回答。約7割が、外国人が多くいるマンションに住むのはためらう。
観光客に限ったことではないようですね。「数」が増えてくれば「トラブル」も当然増えてきます。
観光客への対応が出来ていない現状では、移民受け入れなんてもっと無理。
ヨーロッパでは、移民問題が深刻化していますので。
それにしても、日本は欧米で失敗したことを「日本」は遅れているなどと言って、周回遅れくらいで日本に持ってくる傾向にあります。
失敗したものを持って来てどうするのでしょう。
人手不足に悩む企業や業界のための移民政策なら止めて欲しいと思います。