日産ゴーン氏逮捕、問われ続けた高額報酬-1%の最富裕層が牛耳る社会

国内ニュース

問われ続けた高額報酬 ルノー株主総会では54%反対も

日産自動車、ルノー、三菱自動車の日仏自動車大手3社で会長を務めて経営を束ね、剛腕経営者として世界的に知られたカルロス・ゴーン容疑者(64)が逮捕された。

今回の逮捕容疑は、この間の5年間に届け出た報酬額が虚偽であり、実際はその倍近い報酬を日産から受け取っていたとされる。

突然のニュースにびっくりしました。ただでさえ高いと言われてきた報酬。それをさらに誤魔化していたと。

内部告発があったのではないかと言われていますが、前々から他の取締役たちも知っていたのでしょうか。

下のニュースでは、社員や近所の人たちの話が載っています。みんな大体同じような感想を持っているのではないかと思います。

日産社員は複雑「私たちの給料と桁違い。想像つかぬ」

「あれほどの収入があると、節税対策なども大変なのかなとは思う。これから業務にどれほど影響が出るか分からない」

「私たちの給料とはそもそもけたが違う。過少申告といわれても想像がつかない」

「本当ですか。たくさんの報酬をもらっているので、過少申告しなくてもいいと思うけど…」

 

報酬が高いのは、グローバル企業では当たり前の状態になっています。彼が来てから、他でも役員報酬がアップするようになってきているとも言われています。

役員報酬と株主配当。ここにお金が集中して、一般の従業員の給料が上がりにくくなっている側面もあるのではないかと思います。

結果一般人の消費が低迷、デフレが続いてしまう。すべてではありませんが原因の一つにはなっているのではないでしょうか。

ゴーン氏は、コストカットを中心とした経営を行って、業績を回復させたと言われています。

それは一つの成果なのかもしれませんが、その影で泣いている人たちもいるのでしょう。

 

オバマ政権時代から言われ始めたのは、1%の最富裕層が世界の半分の資産を握っている、というもの。

その反動が米国ファーストのトランプ大統領や、民主党のサンダース氏のような社会主義者を生んだのではないかと思います。

この手のグローバル的なもの。欧米では揺り戻しが来ているように見えます。

その内日本にも、サンダース氏のような政治家が出てくるのでしょうか。

今の日本で、社会主義者的な人はいないこともないのでしょうが、その人たちは安全保障政策は左寄りです。

どこかに、安全保障が右寄り(というか現実主義)で、経済はリベラルという人はいないでしょうかね。

国内の出来事
スポンサーリンク
記事がお気に召したら
押してくださいね↓

ブログランキング・にほんブログ村へ 

フォローする

 

気になる書籍
「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史

発売日: 2018年12月28日
著者/編集: 百田尚樹, 有本香
出版社: 日本工業新聞社
発行形態: 単行本

45万部突破!
脅威のベストセラーは私たちの反乱だ!

「日本人の歴史」を取り戻す戦いをすべて語る

日本国紀

発売日: 2018年11月12日
著者/編集: 百田 尚樹
出版社: 幻冬舎
発行形態: 単行本
ISBNコード: 9784344033856

私たちは何者なのか――。

神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に、独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。本書は、2000年以上にわたる国民の歴史と激動にみちた国家の変遷を「一本の線」でつないだ、壮大なる叙事詩である!

「10%消費税」が日本経済を破壊する──今こそ真の「税と社会保障の一体改革」を

発売日: 2018年11月06日
著者/編集: 藤井聡
出版社: 晶文社
発行形態: 単行本
ページ数: 196p
ISBNコード: 9784794970633

消費増税は凍結できる! 代替財源はある!
内閣官房参与が描く日本再生のシナリオ

面垂に一撃
タイトルとURLをコピーしました