ドイツ航空宇宙センター(DLR)は3日、DLRがフランス国立宇宙研究センター(CNES)と共同開発した小惑星探査のための小型着陸機「マスコット」が、日本の探査機「はやぶさ2」から計画通りに分離され、目標の小惑星リュウグウへ着陸したことを確認したと発表した。
9月21日の「ミネルバ2-1」(MINERVA2-1)の2機の小型探査ロボットの着地に続いて、こちらはドイツ製の小型着陸機「マスコット」が着陸に成功したという事です。
今のところ、正常に機能していて、カメラでの撮影にも成功したというです。
これから、地球に送られてきたデータを分析するようです。
今度はどんな映像が見られるのでしょう。
↓は9/23に投稿したものです。「MINERVA-II1」の画像。
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リュウグウの「動画」公開 はやぶさ2のローバが撮影、「新しい世界の上に『立つ』体験を」
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月27日、探査機「はやぶさ2」に搭載した小型ローバ「MINERVA-II1」(ミネルバ・ツー・ワン)が撮影した、小惑星リュウグウの新たな画像を公開した。
公開された画像や映像は、ゴツゴツした岩だらけのリュウグウ地表の様子をとらえている。
また、はやぶさ2に搭載した望遠カメラ「ONC-T」で高度64メートルから撮影したリュウグウの新たな画像も公開。これまでのリュウグウ表面の写真で最高解像度になるという。
ローバがホップで移動しながら撮影した画像や、15枚の連続写真をつないだ14秒間の動画も公開。
短い動画ですが、その凄さはよくわかります。上のリンク先では、もっとサイズの大きな動画や静止画像が見られます。
望遠カメラ「ONC-T」で高度64メートルから撮影した新たな画像も公開されています。これまでのリュウグウ表面の写真で最高解像度になるそうです。
前任の「はやぶさ」は、「はじめてのおつかい」みたいな感じで、感動的なドラマがありました。
映画も何本か制作されていて、私も2本見ました。
「はやぶさ2」は、今のところとても順調に行っているようでなにより。
無事に資料を持ち帰ってきてくれることを期待しています。
技術者の皆さんもご苦労されたことと思いますが、人類の未来のために頑張って頂きたいところです。
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