暴力団員ら8人逮捕 専門職のベトナム人3人に単純労働させた疑い-札幌

資格外単純労働

専門職のベトナム人3人に単純労働させた疑い 暴力団員ら8人逮捕 札幌

専門職の在留資格で入国したベトナム人の男3人に資格外の単純労働をさせたとして、北海道警は3日、札幌市中央区南5西11、暴力団員、清水徳行容疑者(49)ら8人を入管難民法違反(不法就労助長、不法就労あっせん)の容疑で逮捕したと発表した。

2日前の記事ですが、気になったので取り上げました。

上の図は、北海道新聞のもの 外国人専門職に単純労働 札幌の組員ら8人逮捕

気になったポイントは2つ。

ひとつは、「技術・人文知識・国際業務」という専門職の在留資格で入国した人たちを、建設現場の単純労働をさせたこと。

こうなると、もう何でもありということになってしまいます。

技能実習生も、目的の技能が学べない職場で働かされていた例も多くありました。例えば、

https://ks-fdripp.tfmwish.comkokunai_ginoujissyu2/

 

先日取り上げた、こちらのニュースでは、「観光目的」で入国した人が、単純労働に派遣されています。

https://ks-fdripp.tfmwish.comkokunai_siriuti/

 

もう一つは、不法就労をあっせんしたグループに暴力団が含まれている事。

↓こちらの記事には逮捕者がどういう人物なのかが、もう少し詳しく報道されています。

入管法違反容疑で8人逮捕、道警 外国人に資格外の単純労働

同法違反の不法就労助長の疑いで逮捕されたのは、仙台市の建設会社代表で韓国籍、李智博容疑者(45)。不法就労あっせんの疑いで逮捕されたのは、札幌市の指定暴力団山口組系組員、清水徳行容疑者(49)や東京都中央区の会社社長、デギアコシノ美弥容疑者(37)ら男女7人。

暴力団を含んだグループがあっせんし、外国籍の人間が社長の建設会社で働かせていた、ということ。

ベトナム側の送出し機関、というのも気になるところ。

いちばん上の図で見ると、この建設会社は「ユウコウ建設」とあります。

もしかしたら同名他社かもしれませんが、この会社の事でしょうか。→ ユウコウ建設

会社情報によると、この会社は、平成27年創業。最近できた会社のようです。

それから代表者が、「竹田 智博」となっていますが、上の記事で逮捕された人は、「李智博」となっています。所謂「通名」を使用している、ということでしょうか。

国際的な単純労働者ビジネス(不法)みたいなものが国民の知らないところで行われているのかもしれません。

こんな状態でも「受入拡大」するのでしょうか?

国内の出来事
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