入管法違反容疑11人逮捕 中国人、知内で就労 ほかに46人行方不明
渡島管内木古内町で不法に滞在したなどとして、木古内署は2日までに、入管難民法違反(不法残留)や同法違反(旅券不携帯)の疑いで、王春月(ワンチュンユエ)容疑者(62)ら中国人の男女11人を現行犯逮捕した。
王容疑者らは同管内知内町の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設現場で働いており、ほかに46人が行方不明になっている。
この逮捕された11人、「観光目的で入国した」などと話しているようです。
これはこれでどういうことなのでしょう。「観光目的」で入国して、働いている?
他にも46人が行方不明になっているのだとか。この人たちは、太陽光パネルの中国製の土台を修理する、ということで、千葉県の企業から派遣されたようです。
「観光目的」で入国した人が、労働者として派遣される?とはどういった状況なのか良く分かりません。
工事を請け負っている建設業者にしろ、派遣した千葉の企業にしろ、不法者を見分けるのが難しいのか、それともわかっていて使っているのか。
おそらくこういった状況は、地方も含め日本全国で行われているのではないでしょうか。
↓の記事では、ブローカーの存在も伺わせています。
「もぬけの殻だった。(不法滞在が)ばれたと思ったのか、ブローカーに逃げるよう指示されたのか…」と首をかしげる。
一軒家の近くに住む男性(68)は「悪いことをしているようには見えなかった。冬なのに薄手の上着しか着てなくてかわいそうだなと思った」
近所の女性(71)は「日本語は話せなかったが、ごみの分別方法などを教えた。トラブルはなく、いい人そうだった」
この記事内で周辺住民に取材をしていて、その証言が載っています。
とても日本的で人が良さそうですが、警戒心のようなものは感じられません。
日本、特に地方は大体こんな感じなのでしょう。
実際にトラブルにならなければ、警戒心も生まれないのかもしれません。
*北海道では、実習生の失踪も相次いでいるようです。
道内の事業所から2017年に失踪した外国人技能実習生が過去最多の88人に上ったことが30日、札幌入国管理局への取材で分かった。
北海道に限らず、実習生にしろ、留学生にしろ、観光客にしろ、就労目的の人は入国に制限を設けるべきなのでは?