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大相撲「女性も土俵認めるべき」65% 朝日世論調査
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土俵に女性「認める方がよい」65% 朝日新聞社世論調査
朝日新聞社は19、20日の世論調査で、日本相撲協会による大相撲の「女人禁制」について尋ねた。表彰式などのセレモニーで女性が土俵に上がることを「認める方がよい」と答えたのは65%、「認めない方がよい」は23%だった。
有料版無料版でニュースのタイトルが違っています。
無料版では、「女性も土俵認めるべき」
有料版では、女性「認める方がよい」
意図的に変えたのでしょうかね。「認めるべき」と「認める方がよい」だと全然違ってしまいますね。
まぁそれはそれとして、世論調査自体があまり意味のないもののように思います。
「認める方がよい」という回答が多いからと言って、「絶対に認めないとダメ」という意味で回答しているとは限りませんから。
こう聞かれれば「認める方がよい」が多いのは当たり前の話なのではないでしょうか。
「絶対に認めないとダメ」と思って活動している人たちは、一部のイデオロギッシュな人達だけで、圧倒的大多数の人は伝統と男女差別に対しては、緩やかに区別しているのではないでしょうか。
記事にもイデオロギッシュな方が出てきてますね。
今年4月、兵庫県宝塚市の中川智子市長が、地方巡業の土俵上でのあいさつを要望したが、認められなかった。日本相撲協会が、女人禁制の是非について意識調査を行うことを決めている。
当該の兵庫県宝塚市長は元社民党で、土井たか子氏や福島瑞穂氏と近しい方なのですね。
衆議院議員だったころ、辻元清美氏が秘書給与の問題で逮捕されたとき、
「それほどひどいことをしたのかな」
などと発言していたことを思い出してしまいました。
政治家が長い長い歴史や伝統に首突っ込むとややこしくなるのです。場合によっちゃあ、政教分離にもかかわってきます。
土俵の話で言えば、「女は上げるな」ではなく「相撲を取らない人は上げるな」にすれば良いのです。緊急時は仕方がないでしょうけれど。
相撲は神事で土俵は神聖な場であるということであれば、
最もその場に似合わない人たちは、最も「俗」な事に関わらなければならない存在である政治家なのではないでしょうか。