立憲民主党の枝野幸男代表は5日、安倍晋三首相が外遊に出発する直前の10日に内閣不信任決議案を衆院に提出することも視野に準備するよう党幹部に指示した。
「既に安倍政権は不信任に十分値する」と強調。「(首相にとって)一番嫌な時に出さないと気が済まない」とも語った。
不信任案提出を視野に入れている理由は、文部科学省前局長が受託収賄容疑で逮捕されたことによるものだそうです。
この問題はある種の裏口入学で、同大学受験生にとってはとんでもない話です。しかも、例の天下り問題と時期が重なっているのですね。最悪です。
ただ、何でもかんでも「安倍一強の弊害」「政権の気のゆるみ」と言ったことに収束させてしまっていいものなのかどうなのか。
この手の官僚絡みの話って、ここに至るまでの積み重ねがある訳で、その中には、歴代自民党政権も、民主党政権も、細川内閣も通過してきて今に至っているわけです。
何も安倍政権だけの問題ではないような気がします。
辻元氏の発言は大失言
安倍総理は、11~18日に欧州、中東を訪れる予定になっています。
そのタイミングに合わせて、この決議案を提出することを視野に入れている、という事のようです。
立憲の辻元氏(国対委員長)のこの発言
「(首相にとって)一番嫌な時に出さないと気が済まない」
これは大問題ですよ。こんな理由で、税金を使った貴重な国会審議をストップさせるような事をしていいものなのかどうなのか。
気が済むとか気が済まないとかそういう話ではないでしょう。
一体何に対して、気が済むというのでしょうか。
決議案を提出して、気が済んだら、次は何をするのでしょうか。
良く野党側やマスコミは、何かある度に「失言だ失言だ」と騒ぎます。
この辻元氏の発言も大失言だと思います。
マスコミはこの発言、叩いた方が良いのではないでしょうか。