ケニア警察、中国国営テレビを強制捜査 不法移民取り締まりの一環
ケニア警察は5日、不法移民取り締まりの一環として、首都ナイロビにある中国国営テレビ局、中国グローバルテレビジョンネットワーク(中国環球電視網、CGTN)のアフリカ本部を強制捜査し、複数の記者を一時拘束した。
これは不法移民の取り締まりの一環として行われたことのようです。現在は釈放されたようですが、この手の取り締まりはこれだけでは無くて複数回行われていたようです。
まさかこれが関係しているなんてことはない…と思いますが。
ナウル大統領、「傲慢」な中国に謝罪要求 国際会議での態度を批判
南太平洋の島国ナウルのバロン・ワガ(Baron Waqa)大統領は5日夜、南太平洋地域の独立国・自治政府が加盟する「太平洋諸島フォーラム(PIF)」の年次首脳会議での中国特使の態度が常軌を逸していたとして、中国政府に謝罪を求めるとともに
これはちょっと、子供のケンカ的なものがあるような気がしますが、中国代表団の演説の順序をめぐっての事のようです。
もしかしたら元々こういった状況はあったのかもしれません。ただ単に、報道がなされていなかっただけで。
どうもアメリカが、対中政策を変えた辺りからこのような報道が目立ち始めたような気がしています。
それに呼応するかのように、EU方面から「一帯一路」を懸念するような報道が出たり。
EU(欧州連合)27加盟国の駐中国大使が「一帯一路」を厳しく糾弾:中国に利するように設計されている
もし原因がアメリカの対中政策転換にあるのだとすると、その影響力は相変わらず、といったところです。
確かに「一帯一路」にしても「アフリカ政策」にしても、自己中心的な様子が伺えるので、中国のこういった政策に対する反発は元々あったのでしょう。
でも普通に考えたら、中国が怖くてあからさまな批判はできないのではないかと思います。
では日本はどうでしょう。相変わらずやさしいですね。最も対中強硬的と言われている安倍政権ですら「言うべきことは言う」という事が出来ていないように感じています。
距離的に近くて、日本に向いているといわれている核ミサイルのことも念頭にあるのかもしれませんが。
因みに、アフリカ支援については自国の足元でも批判が出ているようです。
中国版ツイッター「微博」では発表直後から「なぜ国内の人々の暮らしの改善に使わない」「税金が増え続ける」などの書き込みが相次ぎ、貧困地域の子供たちが飢えに苦しむ動画なども拡散した。