元看護師を逮捕へ=消毒液混入、殺人容疑-大口病院の連続中毒死・神奈川県警

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元看護師を逮捕へ=消毒液混入、殺人容疑-大口病院の連続中毒死・神奈川県警

横浜市神奈川区の大口病院(現・横浜はじめ病院)で2016年9月、同じ病室に入院中の男性患者2人が相次いで中毒死した事件で、神奈川県警が7日、同病院の看護師だった女の事情聴取を始めたことが捜査関係者への取材で分かった。容疑が固まり次第、殺人容疑で逮捕する方針。

この事件、ようやっと容疑者逮捕に漕ぎつけそう。

まだ事情聴取段階なので名前は出ていないが、逮捕されれば報道されると思う。巷で言われていたように、病院関係者、それも看護師が犯人?とは・・。

入院点滴の経験があるものとしては、今考えても背筋が凍り付きそうなのだが。

 


 

以下、事件から1年ほどしてから、患者受け入れ開始のニュースを受けて2017年7月に書いた記事。

 

点滴

大口病院、入院患者受け入れ再開へ 名称変更も検討

そういえば、この事件はまだ解決していなかった。自分も入院の経験があり、点滴を打ったことがあるので、他人事ではない。こんなことをされたら、こちらとしてはどうしようもない。

職員全員解雇したようだが、「もし犯人が医師だったら」と思うと、完全に不安が払拭されるわけではない。外部犯の可能性もゼロではない。

また、もし解雇された中に犯人がいたとして、その犯人が、別の病院に勤めることになったとしたら、今度はその病院で新たな事件が・・。とは考えすぎか。

犯人ではない別の職員が再就職する際、履歴書にはなんて書けばよいのだろう。

名称変更したところで、事件そのものが消えてなくなるものでもないだろう。時が経ち事件が忘れ去られ、新たな患者が知らずに来てしまうことも考えられる。

病棟を改築しても、犯人が内部に残っていたとすれば、穴を見つけてまたやるかもしれない。

もしこれから先、自分がこの病院に入院する気になるかというと、ならないと思う。やはり犯人が逮捕されないと、厳しいと思う。

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入院中看護師は、通常の業務だけでも大変そうだった。

自分も迷惑をかけたものの一人である。急性膵炎で入院していた時、点滴5本ぐらいぶら下げていた時があった。はじめのうちは1,2時間おきに交換しなければならず、しょっちゅう病室に来てくれていた。

また、尿道の管が外れ、点滴がだんだん外れていって1本になったとき、一人でトイレに行こうとした。なんかの拍子に腕から点滴の針が抜け、血液が床にぽたぽたと垂れてしまったことがあって、その時はどうしようもなくて、ナースコールしてしまった。その看護師は、いやな顔一つしていなかったが・・。

我儘な患者への対応もしなくてはならない。中には喫煙が禁止されている患者がいて、院内の喫煙所で隠れて吸っていた事があって、何度も何度もその対応に追われてる様子を目撃した。

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終末期の人を受け入れていた病院だが、地域医療の在り方や、終末期医療に関する議論ももっと行われる必要があるのでは。欧米では、胃ろう等は「人権侵害」との認識があるそうだ。

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