中国人観光客が偽造の国際運転免許証でレンタカーを運転し、交通事故を起こすケースが相次ぎ、警察庁が中国政府に対し、国際免許制度を国民に周知するよう申し入れていたことがわかった。
とにかく観光客を増やしたくて、あちらこちらに不具合が出てきている模様。
前回投稿した民泊の件もそうだし、受け入れ態勢ができているとは思えない状況で、人数を増やす(2020年4000万人)事が本当に良い事なのかどうか。
特に運転免許の話は、人命にかかわるはなし。これを棚上げして、これからも観光客の人数を追っかけて行くのでしょうか。
現場のレンタカー業者や現地の警察だけで対応しきれるものなのでしょうか。
そもそも偽造を見抜く技術を持ち合わせているのかどうかも気になるところ。
この偽造免許証、発給元はいずれもフィリピン自動車協会となっていて、インターネットで売買されているという事が書かれています。
さらに厄介なのは、ネットで購入した偽造免許を違法と認識しないで使っている中国人ドライバーもいるとのこと。
記事には
訪日観光客の増加に伴い、外国人ドライバーによる事故は急増しており、警察庁は偽造免許への警戒を強化している。
とあり、人数が増えればそれに比例して事故件数が増えてくるのは当然です。
ということは、政府が人数を増やそうとしている以上、増々事故件数は増えてくると。
この中には死亡事故件数は書いてありませんが、当然比例して増えているのでしょうね。
「観光客を増やしたら、事故死が増えました」
こんなことにはなって欲しくないです。
「中国人には貸すな」という訳にもいかないので、国家レベルで運転免許証の審査体制の確立を急いで欲しいところ。
——————————–
運転免許だけではなく、中国では健康保険証、年金手帳、パスポートなどの偽造ビジネスが横行しているという話もあります。
人命にかかわることもあるので、そこのところをどう考えているのか。
そもそも、国の経済成長を観光業にばかり頼るのは危険なことなのではないかと思います。
台風21号、北海道地震を見ればわかる通り、自然災害でかなり左右されますし、中国のような独裁国家では、国策で変わってしまうこともあるのでは?