モリカケ問題に関する投稿をひとまとめにしました。
加計学園に説明求める=アポなし訪問に不快感-愛媛知事 5/31記
中村知事はこの日、28日に県の担当者がいない時、学園関係者がアポイントなしで県庁を訪れていたことがわかった、と述べた。
立憲民主、国民民主両党は岡山市の学校法人「加計学園」本部を30日に訪ね、加計孝太郎理事長に国会での証人喚問に応じるよう直接求める。
事前の面会約束は取れておらず、加計氏が応じるかどうかは不明という。
加計学園は、愛媛県にアポなし訪問。
野党は、加計学園にアポなし訪問。
両者とも何をやってるんでしょうか。
愛媛県の中村時広知事は30日、学校法人「加計学園」の事務局長が31日午前に愛媛県庁を訪れることを明らかにした。
県知事に怒られたので、加計学園の方は、あらためてアポを取って訪問するようですけれど、野党は再度アポとっての訪問はするのでしょうかね。
しなくていいです。
「証人喚問などに出席する意向があるか尋ねる公開質問状」を手渡した?
こんなところでもパフォーマンスですか。
久しぶりの党首討論も、野党分裂状態で1党の持ち時間が短くて何もできていない状態でした。
国民生活を人質に取るような事はやめましょう。
結局モリカケって?
県作成の文書に記載された安倍晋三首相と学園理事長の面会を「誤り」と否定した件について説明する。
総理と学園理事長の面会があったのかどうなのか。この話って結局、加計も森友も似たようなことやっていたんだな、というのが印象としてあります。
森友で言えば、例の破棄した4000枚の文書。これの中身は、如何に籠池氏らが、安倍総理や総理夫人その他もろもろの政治家たちの名前を使って、学校開設に向けてゴリ押ししていたかが判る文書になっている、という話を聞きます。
加計学園も、総理の名前を勝手に使って、行政側にごり押ししようとしていたってことでしょうか?
籠池氏らはそのゴリゴリ押しが極端すぎたので4000枚の文書になってしまった。加計はそこまで酷くなかっただけ。
一緒じゃないですか。
勝手に政治家の名前を使って、自分たちに有利な方向に持っていこうとする。まぁ、認可を得ようと皆必死なのかもしれませんけれどね。
逆に言うと、安倍総理側がそれぞれの学園に便宜を図るような事はしていない事の証左なのではないのでしょうか。
便宜計って優遇措置を行っていたら、学園側もゴリゴリ押しをしなくてもすんでいたのでしょうから。
もしかして、他にもあったりして。
石破氏の名前を勝手に使ってとか、岸田氏の名前を勝手に使ってとか、枝野氏の名前を勝手に使ってとか、玉木氏の名前を勝手に使ってとか。
一昔前の古い自民党時代は、便宜計りまくっていて、認可を得ようとする側がこんなにゴリ押ししなくても済んでいた、とかだったりして…。
今はその辺のところが煩くなって、政治の側が便宜を図るようなことはしなくなって来ている…とかだったり。
半島情勢、中東情勢など、国際情勢は大きくかつ連動して地球規模で動いています。原油も上がってきていますよね。
国民生活が巻き込まれないようにするにはどうするか、また、巻き込まれた場合どうするか、国会ではそういうことを議論してください。
籠池被告、夫妻で保釈「首相夫妻、真実を」 5/26記
学校法人「森友学園」(大阪市)を巡る補助金詐欺事件で、詐欺罪などで勾留されていた前学園理事長の籠池泰典(65)と、妻諄子(61)の両被告が25日、10カ月ぶりに保釈された。
捜査批判を繰り返す一方、起訴内容に関する自身の認否については明言を避けた。
まあ、これから裁判になるのだろうから、自身の認否は言えないのでしょうね。
特捜部の捜査や長期間の勾留について「妻はまったくの冤罪(えんざい)で、詐欺にタッチしていない。国策勾留だ」と批判。
本当に「妻はまったくの冤罪」なのでしょうか。以前の報道では、「一部否認」と報道されていたように思います。
https://ks-fdripp.tfmwish.comseiji_kagoike/
残念ながら、該当の記事は、期限切れになっていて削除されているようで確認できませんでしたが。
「一部否認」なら一部は認めているわけです。それなら不当な拘留とは言えません。
まぁ、報道の方が間違っていたのかもしれませんが。
少なくとも、籠池氏の方は認めた、という事です。
安倍首相夫妻に言いたいことを問われると、「本当のことを言ってほしい」と注文をつけた。
申し訳ありませんが
「お前もな」
と言いたくなってしまいますね。
記者会見では、相変わらずというか、ある意味一貫して妙に芝居がかっているのですね。
残念ながら、詐欺を認めているという事で、すべての発言の信用度が下がってしまっているので、そういう風にしか見えません。
今後は?
元々は、大阪の地方議員が、大阪に右寄りの小学校が出来ることに対しての抗議的なものから始まったのがこの問題でした。
当初の報道は、その幼稚園の教育方針や内容への批判が大半でした。「教育勅語がどうのこうの」「幼稚園児に何をやらせているのか」などなど。
私も見ていて違和感があったのは、お弁当の時「お茶を飲んではいけない」とかいったもの。「旧海軍でそうしていたから」とかいう理由だったのですね。
幼稚園児と帝国海軍の軍人を一緒にするなよ…と思ったものでした。
それが、安倍総理夫人の名前が出てきたりして国政に飛び火して、総理が止めるだのなんだのと言い始めたところから、国会がそればかりになってしまいました。
その流れで、文書を棄てただの改ざんしただのとそんなことになっていったのです。
改竄問題では、「書く必要のないもの」を「書き」、「消す必要のないもの」を「消し」、わけわからん。(大体からして上西小百合氏の名前も消されていたのだとか。消す必要あるか?)
「棄てた」文書は最近大量に出てきましたが、「棄てる必要のないもの」を「棄てた」と答弁して、結果ウソ。
この「棄てた」文書。最初から出していれば、もっと早く終わっていたのに。
財務省は何故こんなことをしたのでしょうかね?
やっぱり野党の言うように「特別委員会」などを設置して、通常の審議とは分けて欲しいものです。
籠池被告、起訴内容を大筋で認めるもよう 5/16記
籠池被告、起訴内容を大筋で認めるもよう 「※リンク切れ」
詐欺などの罪に問われ、捜査段階で黙秘していた前の森友学園・理事長の籠池泰典被告が、起訴内容を大筋で認めるもようであることが分かった。
籠池被告夫妻は、去年7月に逮捕された後、去年11月に保釈請求したが、大阪地裁に却下され、9か月以上、大阪拘置所で勾留されている。
交流が長く続いていて、いつまでたっても保釈されないので、痺れを切らしたのかもしれません。
それとも、とりあえず保釈を勝ち取って、再びメディアに大量露出するつもりなのでしょうか。
不当に交流期間が長い、と批判される向きもありますが、詐欺事件の捜査中にメディアであれやこれやしゃべられるのは困ってしまうのでしょう。
この人たちの詐欺事件と、所謂「森友問題」はリンクする部分と切り離して考える部分があるかと思います。
切り離して考えなくてはいけないのは、「国有地払い下げ」の話。これが政治力によって不当に払い下げられたのであれば、それは問題であり真相解明は継続されなければいけません。
一連の行政文書の問題は、「森友問題」でも存在しています。
総理または総理夫人が、政治力を使って不当に便宜を図ったのであれば大問題です。
これらは、籠池氏が詐欺師であろうがなかろうが関係ない話です。
一方、リンクする部分としては、「森友問題」にまつわる、国会やメディアでの発言の信憑性の問題です。
今までテレビに映っていた彼の言動の多くが、パフォーマンスに見えてきてしまいます。彼の証言を受け取る側の印象はかなり変わってくるのではないかと思います。
彼の言動を基に、数々の政権批判をしてきたマスコミ野党。この人達はこれからどうするのでしょうかね。
特にマスコミはかなり彼を持ち上げてきたように感じています。
政権側が籠池氏の証言について、
「詐欺師の証言は信用できない」
との発言に
「まだ捜査中であり、詐欺師と決めつけるのは如何なものか」
と反論しているのを見ました。
本人が「詐欺師」と認めた場合、マスコミはどうするのでしょうか。
野党各党も、拘置所まで大人数で押しかけて接見していました。
これらをはじめとする数々の証言などについて、野党の皆様方はどうするのでしょうか。
これらの証言を基に、国会で政権側を追求し、安くはない国会運営費を使っていたのですから。野党の皆様方には「説明責任」がある筈ですよ。
柳瀬氏、加計側面会は3回「首相に報告せず」 5/12記
学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)は10日、衆参両院の予算委員会に参考人として出席し、2015年に学園関係者と首相官邸で計3回会ったことを明らかにした。
柳瀬氏は、学園の加計孝太郎理事長と安倍晋三首相が親友との認識はあったと認める一方、学園関係者との面会を首相に報告したり、指示を受けたりしたことはなかったとし、首相の関与を重ねて否定した。
衆院予算委には政府の国家戦略特区諮問会議ワーキンググループの八田達夫座長(大阪大名誉教授)、参院予算委には加戸守行・前愛媛県知事も参考人として出席。八田氏は「首相からも秘書官からも何の働きかけも受けたことはない」と強調。加戸氏は「愛媛県文書が一言一句その通りのはずがない」と柳瀬氏の説明を擁護した。
「本件は、首相案件」。この辺は言った言わないの話になってしまうのでなんとも。
「加計学園」が「首相案件」なのか、「国家戦略特区」が「首相案件」なのか。
テレビでの放送を見ていて、コメンテーターや専門家と称する人たちは「問題だ」「問題なし」どちらの意見を持った人も、自分の都合のいい方に解釈して発言しているように見えてしまいます。
兎に角はっきりとした証拠が出ていない以上、言い合いみたいなことをしていても時間の無駄のように感じます。
以前問題になった時もそうだったのですが、前愛媛県知事の答弁てテレビではあまり取り上げられていませんね。
加計学園に決まった経緯も確かに重要なのだけれど、獣医学部新設の必要性だとか、地元の強い要望だとか、規制緩和の在り方とか、そういったことも取り上げてもらわないと。
視聴者は、放送を通じていろいろなことを判断するのだから。いくらインターネットが広まったと言っても、まだまだ地上波の影響は大きいのです。
どうしても、一連の放送を見ていると、「加計学園ありき」というよりは、「安倍嫌いありき」に見えてしまって。
本当に中立公平ですか?
なんか、野党とかマスコミの追及の仕方が、「状況証拠だけで、自供に追い込む、おバカな警察」のように見えてしまいます。冤罪を作り出すかの如くなやり方が正しいのかどうか。
これまで出てきた一連の文書も、「らしい」とか「聞いている」とか、今一推測っぽかったり、又聞っぽかったり。なんか、痒いところに手が届いていないようなものばかり。
少なくとも、そのものズバリの内容の文書「安倍が加計学園にしろと指示した」みたいなものが出てくるとか、そのものズバリの録音データが出てくるとか、言い逃れができないような証拠が出てきたら、国会で追及するようにしたらいいのに。
野党の言っている様に、特別委員会などを設置して、そこでやるようにして、国際情勢対応や法案審議に影響を与えないようにして欲しいのだけれど。
でも今の野党を見ていると、その「特別委員会」で気に入らないことがあったら「法案審議」を人質に取るようなことをやり兼ねないですから。
「首相案件」?「総理案件」?
細かい指摘で申し訳ないのですが、柳瀬氏の発言
「(私は)普段から首相という言葉は使わないので違和感がある」
に対して
「地方では総理ってあまり言わない」と述べ、「総理」という言葉を聞いた職員が「首相」とメモした可能性
と愛媛県知事が反論しています。この反論はちょっとね・・といった感じがしています。
どこかのテレビ番組でコメンテーターが似たような反論をしているのを見ました。愛媛県知事が会見する前だったかと思います。もしかして、そのコメンテーターの発言をそのまま会見で言ってしまったのでは?
以下に、農水省に残っていたとされる該当文書が、JAcomのサイトでPDFとして載せられているのですが
先日安倍総理と同学園理事長が会食したい際に、下村文科大臣が….
こっちには「安倍総理」と書かれています。同じ人が書いた文書の筈なのですけれど。
「総理案件」と聞いて「首相案件」と記述し、「安倍総理」と聞いたら、こちらはそのまま「安倍総理」と記述したのでしょうか。
まぁ、そういうこともあるのでしょうね。
細かくて済みません。