自民党総裁選に立候補した安倍晋三首相(63)と石破茂元幹事長(61)は17日、民放5局の報道番組に出演した。
首相は「昔はもっと激しかった。そこでひるんではならない。それでもなお、という勇気が必要だ」と述べ、問題視しないとした。石破氏は「(要求は)誤っているし、党のためにならない」と反論した。
民放系の報道番組の梯子出演は今に始まったことではありませんが、案の定くだらない内容ばかり。
本筋の政策論争をもっと優先させて頂かないと、ただでさえ政治に関心のない人が多いのに、それに拍車をかけてしまうことになりかねません。
政策論争より、「もりかけ」だの「斎藤農相への辞表」だのに時間をかけすぎていて、どうしようもありません。
あまりにも下らないので、途中で見るのをやめてしまいました。
下らないのは山々ですが、一応個人的な思いを書いてみます。
まず、これは権力闘争であるという事。権力闘争にきれいも汚いもないのではないでしょうか。
それがわかっていて、政治家を目指したのではないのでしょうか。今まで何年も政治の世界に居て、そんなことに気づかない筈はないでしょう。
つまり、石破陣営側もこのことを権力闘争の具に利用しているということ。
要は「お互い様」ということ。どっちもどっち。
それをテレビ局が殊更に取り上げるのは、これらの権力闘争に加担しているということ。
(テレビ局がどちらか一方の側に寄っているのであればさらに問題ですが…)
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権力闘争の中でこんなことを言っている人がいました。
「パワハラと言われたらおしまい」石破派・山本会長代行
せっかくの自民党という政権の選択の中での大事な選挙に対して、「パワハラばっかりじゃないか」と言われたらおしまいになる。
こんなところに「パワハラ」を持ち込むのはいかがなものかと思います。
国内の権力闘争で、「パワハラ」だのなんだの言っていたら、外交ではもっと大変なのではないでしょうか。
中国が尖閣にちょっかい出すのも「パワハラ」ですか?
トランプ大統領が対中関税かけるのも「パワハラ」ですか?
プーチン大統領が平和条約優先せよというのも「パワハラ」ですか?
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続報あり↓
斎藤氏は「事前によく考えた上で発言している。今さら付け加えたり、改めて解釈をしたりするつもりはありません」と答えるにとどめた。