男女6人がチームを組んで争う国別の団体戦に、韓国と北朝鮮は南北合同チームを結成。柔道の世界選手権では初となる統一チーム「コリア」で参加する。
両国の柔道連盟が、統一チームの出場を国際柔道連盟(IJF)に要望し、理事からは反対意見は出なかったのだそう。
IJFのマリウス・ビゼール会長は「喜ばしい」と歓迎したという。
両国が何人ずつ選手を出すのか注目されていましたが、合同チームは18人まで選手登録が認められました。IJFが両国融和に配慮した形。
全日本柔道連盟の山下泰裕会長は
「人数が不平等だという意見はあるかもしれないが、スポーツは相互理解を深めるという役割もある。世界平和に貢献していくことが大事だと思う」
と話しています。
*これまでの主な南北合同チーム
・平昌五輪アイスホッケー
政治主導の南北合同チーム、「別格」だった日本戦
・卓球世界選手権
南北合同チームを圧倒 政治に負けないたくましさ
・アジア大会カヌー
南北合同チーム男子が銅 カヌーで3日連続のメダル/アジア大会
「胸が熱くなった」 南北合同チームが涙の銅メダル、アジア大会
個人的な感想
両国は政治・外交的な理由で、融和を演出しようとしているので、真の融和は別次元の話なのではないでしょうか。
このようなことで、本当に両国融和が実現するとは思えません。山下会長もIJFの会長も甘いような気がします。
それはそれとして、参加国、関連団体が認めるのではあれば、合同チーム結成については、それほど目くじらを立てる必要はないかと思います。
ただ、ルールは統一して頂かないといけません。同じ基準で戦ってこその相互理解なのではないですか?