日本人学生であろうが留学生であろうが、審判に暴力を振るったらだめでしょう。これは議論の余地なしで、必要な処分がなされるべき事。
一方で、人種差別表現を含む留学生への誹謗中傷や暴力行使を示唆する電話やメールが殺到したということです。
全九州高校体育大会のバスケットボール男子準決勝で延岡学園の留学生が審判を殴った問題で、同校は23日、少年の帰国を発表した。
問題発生直後から学校に人種差別的な電話などが殺到したことも、早期帰国を決めた一因だという。
時々こんな脅迫めいた行為が行われます。何がやりたいのか良くわかりませんが、「顔」「名前」が出るような状況ではこんなことはやらないのでしょう。卑怯ですね。
加えて、問題の本質の議論を阻害してしまう恐れがあるのですね。
「外国人留学生」「高等学校での部活」など議論が分かれるところはあると思います。
こういう事があると、どちらかと言うと「反対側」の意見が言い辛い雰囲気になってしまうのです。
真剣に、その問題を議論しようとしているのに、「差別だ」「差別だ」と、一定の方向に押し込まれてしまいます。
普段から、「外国人留学生」について問題意識があっての、この手の行為なのでしょうけれど、その行為が問題解決の阻害要因になってしまうのです。逆効果ですね。
「外国人留学生」「高等学校での部活」
学校は問題の原因について、留学生本人とのコミュニケーションが不足▽本人に対する日本文化や道徳の教育・指導が不十分▽試合中の本人の異変をチームとして速やかに察知できなかった――と説明。
本当にこういうことなのかな?「コミュニケーションが不足」すると、審判に暴力を振るうのでしょうか。
まぁ、それはそれとして。
そもそも高等学校の部活に「助っ人外国人」みたいな留学生が必要なのでしょうかね。どんな教育がしたいのでしょう。
ここ最近、今回のバスケ以外にも駅伝や他の競技にも外国人と思われる選手が多く出てきます。
普通に日本に移住してきて、普通に日本の学校に通っていてこうなっているのであれば、まぁ良いのです。
ところが、試合に勝ちたい、優勝したい、そういう目的で外国人留学生を連れて来ることに対しては、何がやりたいの?と言った感じです。
教育の一環としての部活動である筈ですよね。
極端な話、世が世なら「強制連行だ!」という事にもなりかねません。
はい。
今、「外国人留学生」「高等学校での部活」の事に対して、「反対側」の意見を書きました。
上の記事のような誹謗中傷があると、今ここに書いたようなことも
「差別だ」「レイシストだ」
と、言われてしまうかもしれませんね…。