河合その子備忘録

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4.再燃

突如再燃。2001年4月某日。今、熱を上げている某女性シンガーの、某ラジオ番組の放送の中で、「今度、バレエのレッスン始めました。」との発言有り。

ふ~ん。そぉだねぇ、まだ若いんだから、いろんな物吸収して、大きく育って欲しいなぁ…。

ん?バレエ?? バレリーナ…、トゥシューズ…。え?”哀愁のカルナバル”?、”泣き虫たちのトゥシューズ”?!

番組終了後、部屋中引っ掻き回し、あのテープを探し出そうしている自分がいた。

そしてついに発見。そう、「Rouge et Bleu」だ。何度か聴いてみる。うっ、良い、良いのだ。”乾いた地図”、”哀愁のカルナバル”、”雨の木”、”シャングリラの夏”、”ときめき”…、良い、良いのだ。

あの頃のことが、様々な形を成して脳の中から這い出してくる。そうそう、この曲だ、この声だ。

テレビで見て、こんないい曲何故シングルにしない!?と文句を言いたくなった”シャングリラの夏”。

あの振り付けを笑っていた某芸能人を本気で殴ってやろうかと思った”哀愁のカルナバル”。高見山?(笑)の”JESSY”……。

その勢いを駆って、手元にあった筈の、「Siesta」、「Mode de sonoko」のテープも引っ張り出す。良い…。

しばし、ノスタルジーに浸りきっていた。さらに我侭尽くしで、”夢から醒めた天使”、「COLORS」以降の曲も聴いてみたくなった。

そういえば数年前友人からもらった、「ベストコレクション」があった筈じゃん。”雨のメモランダム”、”月夜”、”空を見上げて”等々等々。

ふと歌詞カードに目をやると・・・、あれ?その子さん本人の作詞作曲がある…。ん~、4曲だけじゃ足りないなぁ。多分他にも自作曲があるんだろう。 もっと聴いてみたい…。

こうして中古CDを探し求めることになるのである。

5.長かった時を隔てて

特に、あまり良く聴いてなかった「COLORS」、まったく聴いたことのない「Dancin’ in the Light」、「Replica」、のアルバムが欲しい。

しかし、元々の流通量が少なかった所為だろうか、見つからない。とりあえず、3rd、4thを中古CDで購入。

ネットで検索しまくり、’80年代アイドルその他諸々を取り扱っている中古盤屋を発見。

そこのホームページで、河合その子さんを探すと…、あった!でもやはり「COLORS」以降のアルバムはない。

ん?でも一応商品リストには入ってんじゃん。「Sold out」ってことは、待っていれば入荷する可能性もあるってことだろうか? ん~、とりあえずもう一軒そういう中古盤店のHPを見つけてその日は終了。

そして数日後…、そこのHPへ行ってみる・・・、おぉっ!入荷してる!しかも、「COLORS」、「Replica」の2枚も!

早速メールにて注文。金額も確認せずに。金額はここには書かないが、通常の価格より高かったような。ま、このときは、極端に高額でなければ買ってしまうつもりだったが…。

「Replica」が良い。全10曲すべてその子さん作曲なのだが、メロディ展開に特徴のあるものが多い。

お声にも落ち着きが出てきたようで、特に低音域がこんなに魅力的になっていたとは…。「COLORS」はもうちょっと聴き込んでみよう。

数日後、再び例のHPに行ってみることにする。・・・あった!「Dancin’ in the Light」発見!よし、買ってしまおう。

他にも、ベスト盤やシングルCDが数点ある。ベスト盤は3作ある。「ベストコレクション」は持っている。「Sonnet」収録曲はオリジナルアルバムで網羅出来るらしい。

残るは「Dedication」。ん?見たことの無いタイトルの曲が3曲・・・。フッ。これも買えってことだろうか。

あ、もしかして例の”茉莉花LOVE”~”スタスィオン”の別バージョンってここに入っているやつの事だろうか。えぇい、買っちまえ!

6.まだまだ・・・

あとは、シングルカップリング曲で、オリジナルアルバム等に収録されていない曲が数点残されている。

”悲しい夜を止めて”のカップリング曲って何だっけ?更にネットを徘徊していると、”プリズム”なる曲が存在することに気付く。

どうやらシングルCD「雨の木」に収録されているらしい。実は、その子さんが活動していた当時のライブは見たことが無い。

ライブビデオもいくつか発売されていたらしい・・・。見たい。記憶の範囲内だと、弦楽器だけの伴奏によるコンサートも行われていたとか。

ということで、まだ見たことの無い・聴いた事の無い作品がいくつかある。 それらも手に入れられる物は手に入れよう。

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失われた時はもう戻らない。
誰が何と言おうと。
あの場所のあの空間にどうしたら飛んで行けるのだろうか。
残された幾つかの足跡を辿る事は難しくは無い。
幾つかの「点」を吸い込む事によってそれは可能な事。
でも、「点」は「点」でしかない。
点と点の間は、想像や推測によってしか埋められない。
一本の「線」で繋がる事は絶対にあり得ないのだ。

しかし、それはそれで一つの楽しみであるのかもしれない。
答えは一つではないのだから。
曖昧なノンフィクション。リアルなフィクション。

自分もそこに居られた筈なのに…。
自分も同じ時代にそこに居た筈なのに…。
何故か、大昔の、自分がまだ生まれる前の出来事を見ているような…。
あの空間で行われていた「点」が、今、目の前に…。

“Sweet Contrast”を見た。

 

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