北海道すべての火力発電所がストップ、295万が停電【震度6強】
この地震で大規模な停電が起きている。北海道警によると北海道電力の全ての火力発電所が停止していて停電の数は295万軒に上るという。
また道内の信号機は全体の1パーセントしか作動しておらず
台風に続いて今度は大震災。
住民の方も対応する役所の方も大変だと思いますが、余震などにはくれぐれもお気を付け下さい。
北海道では台風の時にすでに電柱が倒れたりして、広範囲で停電が発生していました。
5日午後1時5分時点で、2万7千戸が停電していたようです。
この地震では発電所そのものが停止してしまっているので、前述の電柱倒壊もあって復旧の見込みがどうなっているのか心配です。
東北電力からの給電は可能なのでしょうか。
それにしても、道内すべての火力発電が停止とはあまりにも脆弱すぎるのではないかと思ってしまいました。
3.11信号機停止
信号機が止まっているのは怖いですね。東日本大震災の時、私の住むところも一時的に停電になりました。
電車が動いていなくて1時間半ほど歩いて帰宅したのですが、うちが近づいてきたときにはもう日が落ちていました。
その時川を挟んでこちら側と向こう側で、全然街の明かりが違っていたのです。
こちら側は明かりがついていたので安心していたのですが、向こう側が真っ暗でした。
信号も当然止まっていて、お巡りさんが手で合図?しながら誘導していたことを思い出しました。
原子力発電所
道内には泊原発がありますが、現在、1~3号機は再稼働に向けて審査中で停止中とのこと。
ところが、燃料棒冷却用の外部電源が止まってしまいました。
道内の火力発電所が止まってしまっているので、こちらの外部電源への供給も止まってしまった、ということでしょうか。
それとも地震で電源自体が壊れてしまったということでしょうか。
非常用ディーゼル発電機により、燃料プールにある使用済み核燃料の冷却は継続している。
ディーゼル発電機の燃料は、少なくとも7日分は確保されているという。
現在は非常用電源で冷却はできているので、とりあえず一安心。
一日も早く停電を解消すべく、関係者の方々はご苦労されていることと思います。